2011年4月30日土曜日

【転載分】11/01/30-11/02/06



【ニンゲン合格】
http://pia-eigaseikatsu.jp/title/1423/
★★★★★
黒沢清監督。ついにDVDを買って、何年かぶりに観れました。
抑制のきいた演出、画のセンスは抜群だし、かなり笑いもある。
ポニー牧場の明かりが点いていくシーンは本当にきれいで何度観ても好きなシーン。
最後外に目を向ける豊くんが眩しい。
役所広司、りりィが最高だと思う。


【蘇りの血】
http://yomigaeri-movie.com/
★★☆☆☆
豊田利晃監督はかなり好きな監督なのでたぶんすべて観てる。
これに関しては音楽がうるさすぎる気がしました。
渋川清彦(KEE)の大王が笑える。
この監督のには良く出てくる。
しゃべり方がDQNぽくておもしろくて好きな俳優です。
クライマックスの水中首対決みたいなのサイケデリックすぎて笑えた。
映像的にユニークな場面なのでいつかリファレンスに使えるかもしれないが。


【ヴィクトリア女王 世紀の愛】
http://victoria.gaga.ne.jp/
★☆☆☆☆
おもしろいかつまんないかときかれたら、つまらない。
ただ、こういうヨーロッパのキレイなような小汚いような画を観てるの
意外と嫌いじゃないんです。


【大丈夫であるように~Cocco 終らない旅~】
http://www.jvcmusic.co.jp/cocco/
★★★★☆
是枝裕和監督も「ワンダフルライフ」以来好きな監督。
自分にとってのCoccoセカンドインパクトがあって以来ふた月くらい経つ。
だいぶ自分なりに消化できてきた中で、こんな作品もあったのかと
手に取った映像作品。
Coccoは活動中止の前も後も、まったく変わっていなかったとわかった。
こんなに一生懸命に「生きてる」人がいる。少しでも見習いたい。
それから彼女には少しでも自分を大事にして長く生きていてほしい。


【ポロメリア】
http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=102429
★★★★☆
久しぶりに活字の本を読んだ。「告白」以来か。。
Coccoはやはり歌手なので、表現としての美しさでは本業には
及ばないが、いい小説だと思う
タイムスリップしたみたいに鮮やかに描かれる思春期。
自分も読みながら、あの頃のこと、今のことをいろいろ考えました。
ただあれだ。Coccoて完璧主義というか、原理主義的というか、そういう人なんだ。
それは彼女の行動力・エネルギーの源でもあるんだろうけど。


【龍馬伝】
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/
★★★★★/さ い こ う !
「SEASON-I RYOMA THE DREAMER」のBD-BOX買いましたー
総評として、やはり映像、照明、カメラアングル、音楽、演出や衣装や舞台背景など
この作品を創られたすべての努力に敬意を表したい。すばらしい。
ドラマなので坂本龍馬を引き立たせるための脚色も当然あるし、
現実よりも美しいのだろうが、我慢できないようなものはないと思うし、
リアリティも充分に感じられる。

第一回「上士と下士」
印象的なシーンは上士に斬られそうになった弥太郎を龍馬が救うクライマックス。
憎しみからは何も生まれない。

第二回「大器晩成?」
初三味線弾き語り。

第三回「偽手形の旅」
龍馬の素直さは見習いたい。ピエール瀧が自然すぎる。

第四回「江戸の鬼小町」
リアルタイムではこの辺で初見して衝撃受けて以後見始めた。
貫地谷つるつる。

第五回「黒船と剣」
黒船の衝撃って本当にこんな感じだったんだろうなあ。

第六回「松蔭はどこだ?」
吉田松陰の言葉がとても印象的。
「わたしに言い訳などない!」
「君は何者だ。なんのためにこの天の下におる」
「そこにチャンスがあるのに、どうしてやってみないんだ」

第七回「遥かなるヌーヨーカ」
フランキー小龍の佇まいがいい。
海で家族に夢を語る龍馬。とても美しい。

第八回「弥太郎の涙」
吉田東洋がそろそろ本格始動。すげえ迫力だよすげえよ。

第九回「命の値段」
山本琢磨。生きていれば答はいつかみつかるんだ。

第十回「引きさかれた愛」
加尾を失うのがこの物語の龍馬にとっては大きなきっかけ。
だけど、つい「日本のその後なんか関係ないからふたりで
幸せになってくれー」と思ってしまうくらい哀しい別れ。

第十一回「土佐沸騰」
脚色だろうけど、吉田東洋に取り立てられようとする龍馬に興奮する。
ここで上士になってたらもうひとつ別の未来があったかもと想像すると楽しい。
劇中歌がいい。

第十二回「暗殺指令」
このあたりから武市さんがちょっと哀れな性格にされすぎでは。
こんな人じゃ誰もついていかんでしょう

第十三回「さらば土佐よ」
「遥かなるヌーヨーカ」もそうだけど、龍馬と家族たちのやりとりが感動的。
家族に限らず、人が人を大事に思う、てのは美しいです。
このドラマであらたに鮮烈な印象を与えられた人物・吉田東洋が死んでしまう。
残念。。


ちなみに今年の「江」も一応初回を録画して観たが、
もうどこがどうとかではなくあんまりにもひどいデキだったので
その後は観ていない。龍馬伝の次がアレとか一体どうなってるの。

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