2011年5月29日日曜日

11/05/15-11/05/29

【ナイト・オン・ザ・プラネット】
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id16442/
★★★★★+★
ジム・ジャームッシュ監督。「ゴースト・ドッグ」「ブロークン・フラワーズ」を昔見たことがある。
L.A.、N.Y.、パリ、ローマ、ヘルシンキ。
各都市で同じ夜、同時に起きる、タクシーにまつわるエピソードが5つ。

いい感じに力が抜けてる。
そして、なんといっても抜群のユーモア!
映画でこんな笑えたのは初めてでした。N.Y.は特におかしかった。

各都市の町並み、風情もすごく感じれてよかったし、気だるくチープな音楽もよかった。


「ブロークン・フラワーズ」 のThere Is the endもすごい良くて、今でもiPodのプレイリストでよく聴く。
ついでにそれ以来Holly Golightlyはかなり好きなミュージシャンのひとり。
この監督の映画は音楽もオシャレなんだな。

長回しが多くて画的にも楽しい。

真夜中にひとりでたばこをくゆらせながらみるのがよく似合う映画
メチャクチャ気に入った。

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『ナイト・オン・ザ・プラネット』という映画には意義や意味などない。
モラルもなければ教訓もない。
何かあるとすれば、この、地球というプラネットの、日常のささやかなディテールに、
時折見いだされることのある、偶然のような美しいものがあるだけだ

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これは↓で見つけたジム・ジャームッシュ監督のコメントです
http://blog.samucopi.com/archives/51503362.html




【悪人】
★★★★★
李相日監督。
気迫がすごい。時間も長いのでちょっと気楽には見れない映画。

まず俳優の演技が素直にすごいと思えた。
どんな端役でも手抜きがまったくない感じ。

そしてなにより、樹木希林が引っ張る田舎の風景、人物造形があまりに生々しく、
たぶんそのせいで終始ピンとした緊張感がある。

被害者父の独白が胸に響く。
「その人の幸せそうな様子を思っただけで気分がよくなるような、そんな大切な人はいるか?」



【ボックス!】
http://www.box-movie.jp/index.html
★★★☆☆
おもしろい娯楽作品だった。
気楽に暇つぶし程度に見るなら充分。
自宅の居間で家族が見てて、全然知らない作品でしたが飯ついでに見てみたんですが、
編集がいいのか意外にテンポもよくそれなりに楽しめました。



【ザ・リミッツ・オブ・コントロール】
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id333922/
★★★☆☆
この映画ですごかったのは映像!
1カット1カットがまるで絵画や写真のよう。
本来なら気にも留めないだろう街や自然が、幾何学的な美しい造形物として切り取られてます。
あとで調べたら撮影監督がクリストファー・ドイルだそうで。
昔なんかの映画でやっぱり感心した記憶があったので、納得。
音楽は日本のBORISというひとたちらしいです。

ただし!むちゃくちゃ眠い!
ジム・ジャームッシュだが、「ナイト・オン・ザ・プラネット」ではまったくなかった。
昔見たのであまり定かではないけど「ゴースト・ドッグ」がこんな印象だったような



【未来世紀ブラジル】
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id23021/
★★★★☆
独創的な世界観で根強い人気を誇るというカルト映画。
会社の先輩にコレが一番といってた人もいたので、どんなもんかと。
テリー・ギリアム監督。ローズ・イン・タイドランドがエグくてあんまりいい印象なかった(笑)。
とりあえず一言。「未来世紀ブラジル」という名前がかっこよすぎる。
そしてそのレトロフューチャーの向こう側みたいな未来像は確かに面白い。

内容はというと、社会風刺が利いたブラックな第9地区とかそんな感じ?
なかなか怒涛の展開なので退屈はしないし、オチもブラックで好き。

しかし、個人的には昔の映画は(やはりライティングなのか)画的に美しさが足りないので
イマイチのめり込めない。


【ロビン・フッド】
http://robinhood-movie.jp/
★★★☆☆
なんかあんまりロビン・フッドじゃないです。
まあそれなりに面白いですが。

とりあえずエンドロールが本編よりもかっこいいです(笑)



【まほろ駅前多田便利軒】三浦しをん
★★★★☆
久しぶりに小説読みました。
やはり、生まれも育ちもまほろの人間として読んでおこうかなと。
登場人物にいまいちリアリティが感じられないが、まあ別にだからといって問題はない。
町田の風景が浮かんで地元民としてはなかなかおもしろかった。



【ReMember】2 王欣太
★★★★★
これはおもしろい。
零次△!し「梭子」使いとかわけわかんねえの出てくるしで
蒼天航路のわくわく感再びという感慨。
音山象三郎のキャラクターが秀逸。

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